MUI

思い描くユーザーインターフェイス

2018年2月24日

デザインについて

UIデザイナーの使命

この記事をもう二ヶ月ほど書いていて、その前からずっと感じていたことがあります。デザイナーの役割は、問題解決をしKPIにコミットすること。そうなのでしょうか?

特に自分がユーザーインターフェイスのデザインに携わるようになってから、よく感じるようになったのです。

インターフェイスが操るもの

『パーソン・オブ・インタレスト』 シーズン3 第12話『真理』で、登場人物のルートはこのように言います。

「私よ 私がインターフェイスなの」

あらすじはこうです。

犯罪の可能性を予知するスーパーコンピューター“マシン”をアメリカ政府が悪用しようと、マシンからの信号を受信しているルートを拷問する。

彼女はマシンに陶酔しているので正義からの動機ではないのですが、結果としてマシンが魔の手に堕ちることを防いだことになります。この物語では、マシンと交信する主人公たちは、世界中の人の運命を操っているといえます。しかし、もしもインターフェイスが魔の手に堕ちたら、一体どうなるのでしょう?

インターフェイスを操る者

プロダクトのインターフェイスを使う者をユーザーとして、インターフェイスを作り、操る者のことをUIデザイナーということにします。そしてさらにインターフェイスを操る者を操る者がいます。

インターフェイスを操る者を操る者

それはUIデザイナーの雇い主や、意思決定者、ユーザー、仕事仲間や『デザイナーの役割は、問題解決をしKPIにコミットすること。』というようなもっともらしいスローガン。私がずっと感じていたのは「UIデザイナーは操られている」ということです。自分で考えてというより、誰かに言われるがままプロダクトを作っている感覚です。魔の手に堕ちたらどうなるか。実際にはもう堕ちつつあるのかもしれません。

使命

UIデザイナーは何に従えばよいのでしょう。UIデザイナーの使命は何でしょう。

二ヶ月考えてひとつだけ思い至りました。インターフェイスをデザインする者は、『物が力を発揮する形を得るかどうか』という可能性を握っているということです。